弁護士保険ミカタとは

GPSで浮気を暴こう!~3つの要注意点をご紹介~

パートナー(配偶者や彼氏・彼女)の行動が怪しく、『浮気をしているかもしれない』と感じた時、多くの人が真実を知りたいと思うのではないでしょうか。しかし、なかなか自分で調査ができずに悩んでいる方が多いと思います。

そこでこの記事ではGPSによる浮気調査の違法性・おすすめのGPSなどを解説していきたいと思います。

目次

GPSを使って浮気調査は違法なのか

浮気

パートナー(配偶者、彼氏・彼女)の浮気疑惑が浮上した時、パートナーを GPSで監視をすることは法律的に違法とはされていません。しかし、GPSの取り付けを法的に認めているわけでもありません。

つまり違法か合法かと言われると、ケースバイケースになります。

例えば、自家用車にGPSを取り付けた時、自家用車は夫婦の共有財産になるので違法にはなりません。

一方で確実な証拠を集めるためにGPSの設置や探偵に依頼して尾行をするなど行きすぎた調査をすることはプライバシーの侵害になる可能性があります。

また、「裁判所から見て不適当な手段で得た証拠」は離婚調停や離婚裁判時に証拠として認められないので要注意です。

GPSの種類

GPS(Global Positioning System)とは衛星測位システムといって、地球上の現在位置を観測するためのシステムです。

GPSは下記の3種類に分けることができます。

・リアルタイム型GPS
・ロガー型GPS
・スマートフォンアプリ

ここではそれぞれの特徴・メリット・デメリットについて説明していきたいと思いますので、自分にとって適している方を選んでいただければと思います。

リアルタイム型(探索型)

リアルタイム型の特徴

リアルタイム型はGPS追跡機器から発信される位置情報を携帯やスマホ、タブレット、パソコンで簡単に「今パートナーがどこにいるのか」を検索でき、どこにいてもタイムリーに相手の居場所が分かるのでとても便利です。

多くの場合はレンタルして借りる方が多いです。

リアルタイム型に向いている人
・リアルタイムで検索することができる時間に余裕のある人
・相手方の状況を確認して今ある心のモヤモヤを晴らしたい人
・相手方と離婚を考えていて、浮気の決定的瞬間を抑えたい人

リアルタイム型のメリット

  • 知りたい時にいつでも相手方の位置情報を確認することができる
  • スマホやパソコンから簡単に夫の居場所を確認できる

リアルタイム型のデメリット

  • 価格が高く契約や月額料金が発生するためコストがかかる
  • 位置情報の確認のためには都度検索しなくてはいけない
  • 仕掛けた相手にばれる可能性がある

オススメのリアルタイム型 のGPS

★Will GPS RT2300J★

「Will GPS」は、PCやスマホで車の位置を追跡できるリアルタイム型GPS発信機です。このGPS発信機の最大のポイントは、圏外でもほぼ正確に移動の履歴を把握できることです。

一般的なGPSは、圏外では利用することはできないため、山や海に行ってしまうと位置を正確に把握できませんが、Will GPSの場合、途中で行動履歴がわからなくなり、浮気の証拠をつかめなくなったという心配がなくなります。

ロガー型(記録型)

ロガー型の特徴

ロガー型は浮気調査の際に探偵も利用しています。

ロガー型とはその名の通りログ(記録)を取るものであり、1日~数日仕掛けた本体を回収してパソコンにデータを移動させて初めて仕掛けていたときの移動経路がわかるのです。 よって、「今どこにいるか」は分かりませんが「いつどこにいたか」を後で確認できます。

ロガー型のメリット

  • リアルタイム型より小さめの作りであるため、ばれずに車や身の回りに取り付けることができる
  • 面倒な契約がないため購入・レンタルが簡単
  • 毎月の通信費がかからない
  • 最新型や高性能なものでも1万円以下で購入することができるため、リアルタイム型より費用負担が少ない

ロガー型のデメリット

  • いちいち回収して確認するため手間がかかる
  • 現在地が分からない
  • バッテリーの持ちが悪い

おすすめのロガー型 GPS

価格は5,000円~10,000円ほど、専用ソフトをパソコンにインストールして記録したデータを読み取ることが可能です。

大きさ46×41.5x14mm 

スマートフォンアプリGPS

スマートフォンにGPS型のアプリをインストールして相手方の浮気を自身で調査する方法もあります。

iOS 13 探す (iPhoneを探す)

iOS13以降のアップデートを適用すると、iOS12以前で使用できたアプリ「iPhoneを探す」と「友達を探す」は消え、代わりにこれら2つのアプリが統合された新しいアプリ「探す」が自動でインストールされます。

「探す」は位置情報サービスを利用して、iPod/iPad/iPhoneを所有するパートナーの現在地を知ることができる機能です。

しかし、この機能は位置情報を送信する際に画面上にマークが出てしまうので、相手にばれてしまうというデメリットがあります。

「相手にバレてもいい!覚悟はあるので、とにかく場所を特定したい!」という方のみご利用ください。

Google ロケーション履歴

Googleの「ロケーション履歴」はスマホを持っているユーザーの情報を記録してくれる機能です。

記録してくれる情報
・移動距離と時間
・移動手段
・移動先の住所
・1日の総移動距離
・自宅からの距離

誰でも簡単に「ロケーション履歴」を利用して相手方の浮気調査を行えますが、一つ重要なポイントがあります。

それは、自分のスマホ・PCからも相手方のGoogleアカウントを見られるようにしておくことです。

また、ロケーション機能を使うためには、アプリを開いてロケーション機能をオンにしなくてはなりませんので注意しましょう。

相手方がGoogleフォトも使用しているなら、移動履歴が証拠写真と共に残るので、どこで誰と何をしていたのかの写真まですべて見ることができます。

注意すべきこと

GPSをつける場所

いざ浮気調査を行おうとなっても、取り付け場所はどうすればよいの?  と疑問に思う方が多くいると思います。
GPSを取り付けるにあたって一番肝心なポイントは、相手に気づかれないようにすることであり、取り付け位置がとても重要となります。

自動車に取り付ける場合

自動車を所有している人に有効な方法です。

もしGPSを自動車に取り付けるとしたら違法なのでしょうか?
結婚をしている場合、自動車は、夫婦の共有財産の場合が多いです。
よって、自動車に勝手にGPSを取り付けたとしても違法にならない可能性があります。

浮気をする時に自動車を使う人は多い傾向があり、移動手段・また密室である為2人きりになりたい時に、 自動車を使います。

自動車にGPSを仕掛ける際、相手方にばれない場所に設置する必要があります。

その候補として一番おススメの場所が 自動車の下です。自動車の下を毎回確認するひとは、ほぼ少数なので、見つかる可能性が低いといえます。その他、下記に仕掛けることも検討してみてもよいでしょう。

・自動車のカーペットの下
・トランクルームの隅
・スペアタイヤの隙間

参考:最近ドライブレコーダーを取り付ける方が増えている傾向があります。ドライブレコーダーは運転中ずっと録画しているので、ドライブレコーダーで確認するのもひとつの手です。また、不自然に一定の時間だけ録画を停止している場合は、怪しい行動をとっている可能性が高いでしょう。

スーツ・カバンに取り付ける場合

一番のオススメは自動車ですが、自動車を所有していない場合、パートナーのカバンにGPSを取り付けようと考える人もいるはずです。

これは妻が取り付ける場合に限られると思いますが、夫のスーツやカバンなど身に着けているものに取り付けるという手もあります。

夫が使うカバンやスーツ(洋服)の管理をあなたが担当しているなど、夫の見えないところでカバンやスーツにGPSを仕掛けることが可能な場合は、挑戦してみてもよいでしょう。

カバンの場合・・・カバンの底部分、または仕切りやポケットなど
スーツの場合・・・内ポケットに入れる、裏地の一部をほどいてGPS機器を入れ縫い込む
  ※器物損壊にあたる可能性もあるので気を付けましょう

ただ、常に身に着けているスーツやカバンに仕掛けた場合、GPSが発見される可能性が非常に高いのであまりおススメできません。万が一挑戦する場合は、飴玉やガムをいれてみるなど事前に様子を見ながらしてもいいでしょう。

回収は慎重に

回収までが浮気調査です!

せっかく取り付けるのに時間と体力を使ったのに、回収の際に相手方にバレてしまったのでは意味がありません。最後まで気を抜かず慎重に行いましょう。

バッテリーの残量を確認しておく

素人がよくやりがちなミスにGPSのバッテリー切れということがあります。

せっかくGPS設置したのに、バッテリーが切れて追跡ができなかった…という残念な結果にならないためにも、設置した時間をしっかり覚えておき、バッテリーの残量を気にするようにしましょう。

そもそも GPSの記録は浮気の証拠になるか

GPS は位置情報を把握するものであるため、GPSにて取得した履歴情報だけでは、法的な証拠になりません。(もちろん相手に口頭でいうことはできますが)

実際に裁判などで争った場合は、ラブホテルや浮気相手の家に GPS が反応しても浮気の証拠としては弱いのです。

例えば、自家用車が ラブホテルに何時間もあったからといって相手方に「その時同僚に自動車を貸していた」と言い張られたら、浮気していた証拠としては立証されなくなってしまいます。また「疲れていて1人で休憩をしていただけ」と言い逃れをする可能性もあります。

ラブホテルに行くということは一般的に「男女が性行為をするため」という認識がありますが、GPSの履歴だけでは確実に肉体関係を持ったという証拠にはならなくなってしまいます。

それでは、GPSなんて使えないじゃないか!

とは思わないでください。

GPSの証拠のみでは法的な証拠にすることは難しいですが、上手く使用すれば、有効な証拠を入手するために役立つのです。

下記のものが浮気の証拠になるので GPS を使ってパートナーの行動を把握して浮気現場を押さえましょう!

・パートナーと浮気相手が一緒にラブホテルに出入りする写真や動画
・浮気相手の自宅に夜入って、朝出てくる写真や動画
・性行為に及んでいる写真や動画
・不貞行為を認めるような発言をした音声

また、尾行や撮影には、相応の技術と経験が必要であり、素人が尾行をして浮気調査をすると、配偶者や浮気相手にバレてしまうリスクがあります。

GPSを使用してパートナーの動きを探り、不審な点が浮かび上がったらデータを持参して、探偵事務所などプロを訪ねることも一つの手段です。

もし浮気が発覚したら

離婚をしない場合

配偶者の浮気が発覚!

となった場合、腹立たしさ、悔しさ様々な感情が押し寄せ、配偶者と浮気相手を許すことができないでしょう。

しかし、浮気が発覚したときの夫婦関係は、それまでの経緯等から、すぐに婚姻関係が破綻するとは限りません。

配偶者の浮気を知っても、離婚までは考えられない…と思う妻は多いようです。

離婚を踏みとどまる理由
・子供のことを考えて離婚はしたくない
・経済的な理由から離婚をしたくない
・世間体を気にして離婚をしたくない
・離婚後不倫相手と幸せになることが許せない
・配偶者に対する愛情が無くならない

プライドなどもあると思いますが、経済的なデメリットもあるので離婚の決断はすぐに決めないことをおすすめします。

また離婚せず、できれば夫婦関係を修復したい、元通りの生活を続けていきたいと思うならば、以前よりも2人きりの時間をきちんと確保する、はじめから過度な期待をしないといった心がけ次第で、以前までの夫婦関係に戻ることは不可能ではありません。

離婚をする場合

それでも夫婦関係を修復することできない場合、離婚という選択肢を選ぶことになります。浮気が原因で離婚をする場合、9割が協議離婚(夫婦間の話し合いで離婚をする方法)です。

また浮気をされ離婚をする場合、 浮気を立証できる証拠があれば 配偶者・浮気相手に対して慰謝料請求することができます。一般的に浮気が原因で離婚をする際の慰謝料の相場は100万円~300万円です。

もらえるものはもらっておいた方が、今後後悔しないでしょう。

慰謝料請求する時には、やはり証拠が重要になりますので、GPSを使用し、有効な証拠をしっかりと揃えておきましょう。

まとめ

GPSは注意点を守れば、自身で浮気調査をするにあたって非常に有効な方法です。 次のアクションに移すための参考になれば幸いです 。

弁護士
松本隆弁護士

弁護士 松本隆

神奈川県 弁護士会所属
横浜二幸法律事務所
所在地 神奈川県横浜市中区山下町70土居ビル4階
TEL 045-651-5115

労働紛争・離婚問題を中心に、相続・交通事故などの家事事件から少年の事件を含む刑事事件まで幅広く事件を扱う

よかったらシェアしてください!
目次
閉じる